北海道の「赤ほや」の殻から生まれた
混ぜて与える 養鶏飼料『ほや殻粉砕』

 

採卵鶏専用飼料『ほや殻粉』の役割と効果

 

【栄養成分分析値】

粗たんぱく質　31.9％

粗脂肪　　　　  0.5％

粗繊維　　　　43.5％

可溶無窒素物　  4.6％

 

●　ほや殻飼料の役割

ほや殻（ホヤの外皮）を養鶏用飼料に添加することにより、ほやの外皮に含有される色素が鶏卵の色調に役立つことや、食味を向上させるとは開示されていましたが、ホヤ殻が家禽の筋胃増大効果を有することはあまり知られていないと思います。

 

●　ほや殻粉砕の形状と驚くべき効果

ほや殻を採卵鶏の飼料に配合して飼育試験を行なった結果、採卵鶏の筋胃質量が驚くべきことに1.5倍以上に増大し、産卵成績も良化することが開示されています。

 

ほや殻粉砕の剥片は形状が大きいものを含むことから家禽の筋胃に長時間滞留し、適度な弾力が筋胃を鍛えるため、筋胃が増大していくものと考えられ、動物性セルロースを骨格とする弾性体を有効成分とする筋胃増大剤ということもできる優れものです。

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●　給与期間と給与方法

特に限定されていませんが、飼料給与量の3％～4％を配合して２〜４週間給与すれば筋胃増大効果が期待できます。

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「ほや殻」には、根の部分に海藻類や貝殻が含まれています。

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海藻類には、カリウムやカルシウムなどのミネラルや食物繊維、ビタミン類がバランスよく豊富に含まれ、カルシウム源となる貝殻は、卵殻の主成分となります。