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執筆者の写真Tsukasa Tsuji

ヒトデ抽出液「オガッターS)の炭素窒素比(C/N比)は「3」

ヒトデの「チカラ」をそのまま抽出!うすめて与える液体肥料 有機JAS規格別表1適合資材「オガッターS」



ヒトデ抽出液「オガッターS)の炭素窒素比(C/N比)は「3」


たい肥づくりや施用にあたって、C/N比や窒素飢餓に注意しなければなりません。


1.C/N比とは・・・ 有機物に含まれる炭素(C)含有率(%)と窒素(N)含有率(%)の比をC/N比といいます。有機物の種類によりさまざまな値をとりますが、この値は有機物の微生物による分解の難易、肥料効果の現れ易さ、またたい肥の腐熟程度などを評価する場合の重要な指標です。


●「オガッターS」の成分(乾物当たり) ・窒素全量(N)(%):8.3 ・りん酸全量(P2O5)(%):1.2 ・加里全量(K2O)(%):2.5 ・炭素窒素比(C/N比):3


2.有機物のC/N比と微生物の作用 有機物に対す微生物の作用(分解、無機態窒素の放出など)は、一般に有機物のC/N比の高低により支配されています。


すなわち、C/N比の低い(20以下)有機物は一般に分解が速く、しかも分解過程で無機態窒素を放出するので作物に対する肥料的効果が速く現れます。

大豆かすや魚かすなどがそれに該当します。


※上記内容から「オガッターS」は、有機物の分解が早く、分解過程で無機態窒素を放出するため作物に対する肥料効果が早く現れる肥料(堆肥)となります。


一方、C/N比の高い(30以上)有機物では分解が遅く、分解過程で生成する無機態窒素は微生物の養分として取り込まれるため、肥料的効果の発現は遅れます。


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